唱法華題目抄 3ページ

法華(ほっけ)(きょう)誹謗(ひぼう)して(これ)()てし(もの)なり、(たと)義理(ぎり)()るようなる(もの)なりとも謗法(ほうぼう)(ひと)にあらん(うえ)三千(さんぜん)塵点(じんてん)無量(むりょう)塵点(じんてん)()べく(はべ)るか、五十(ごじゅう)展転(てんでん)一念(いちねん)随喜(ずいき)人人(ひとびと)(かん)(ぎょう)初随喜(しょずいき)(くらい)(もの)(しゃく)せられたるは末代(まつだい)我等(われら)随喜(ずいき)(とう)(かれ)随喜(ずいき)(なか)には(はい)()からずと(おお)(そうろう)か、()天台(てんだい)(みょう)(らく)初随喜(しょずいき)(くらい)(しゃく)せられたりと(もう)さるるほどにては(また)名字即(みょうじそく)(しゃく)せられて(はべ)(しゃく)はすてらるべきか、所詮(しょせん)(おお)せの御義(おんぎ)(くわし)(あん)ずればをそれにては(そうら)へども謗法(ほうぼう)一分(いちぶん)にやあらんずらん()(ゆえ)法華経(ほけきょう)我等(われら)末代(まつだい)()(かな)(がた)(よし)(おお)(そうろう)末代(まつだい)一切(いっさい)衆生(しゅじょう)穢土(えど)にして法華経(ほけきょう)(ぎょう)じて(せん)()(こと)なりと(おお)せらるるにや、()しさやうに(はべ)らば末代(まつだい)一切(いっさい)衆生(しゅじょう)(なか)()御詞(おことば)()きて(すで)法華経(ほけきょう)(しん)ずる(もの)()()(いま)(ぎょう)ぜざる(もの)(ぎょう)ぜんと(おも)うべからず随喜(ずいき)(こころ)(とど)(はべ)らば謗法(ほうぼう)(ぷん)にやあるべかるらん、()謗法(ほうぼう)(もの)一切(いっさい)衆生(しゅじょう)なるならばいかに念仏(ねんぶつ)(もう)させ(たも)うとも御往生(おんおうじょう)不定(ふじょう)にこそ(はべ)らんずらめ(また)弥陀(みだ)名号(みょうごう)(とな)極楽(ごくらく)世界(せかい)往生(おうじょう)をとぐべきよしを(おお)せられ(はべ)るは(いか)なる経論(きょうろん)証拠(しょうこ)として()(こころ)はつき(たま)いけるやらん(まさし)くつよき証文(しょうもん)(そうろう)()しなくば()()たのもしからず、(まえ)(もう)(そうろ)いつるがごとく法華経(ほけきょう)(しん)(はべ)るはさせる()なけれども三悪道(さんあくどう)には()()べからず(そうろう)六道(ろくどう)(いで)(こと)一分(いちぶん)のさとりなからん(ひと)()(がた)(はべ)るか、(ただ)(あく)知識(ちしき)()つて法華経(ほけきょう)随喜(ずいき)(こころ)()いやぶられて(そうら)はんは(ちから)(およ)ばざるか(また)(おお)せに()いて(おど)(おぼ)(はべ)()(ゆえ)法華経(ほけきょう)末代(まつだい)凡夫(ぼんぷ)()(かな)(がた)(よし)智者(ちしゃ)(もう)されしかばさか(左歟)(おも)(はべ)(ところ)只今(ただいま)(おお)せの(ごと)くならば弥陀(みだ)名号(みょうごう)(とな)うとも法華経(ほけきょう)をいゐうとむるとがによりて往生(おうじょう)をも()げざる(うえ)悪道(あくどう)()つべきよし(うけたまわ)るはゆゆしき大事(だいじ)にこそ(はべ)れ、(そもそも)大通結縁(だいつうけちえん)(もの)謗法(ほうぼう)(ゆえ)六道(ろくどう)(めぐ)るも(また)名字即(みょうじそく)(せん)()(もの)なり(また)一念(いちねん)随喜(ずいき)五十(ごじゅう)展転(てんでん)(もの)(また)名字(みょうじ)(かん)(ぎょう)(すなわ)(くらい)(もう)(しゃく)(いか)(ところ)(そうろう)やらん(くわし)(うけたまわ)(そうろ)はばや、(また)義理(ぎり)をも()らざる(もの)(わず)かに法華経(ほけきょう)(しん)(はべ)るが(あく)智識(ちしき)(おしえ)によて法華経(ほけきょう)()(ごん)(きょう)(うつ)るより(ほか)世間(せけん)悪業(あくごう)()かれては悪道(あくどう)()つべからざる(よし)(もう)さるるは証拠(しょうこ)あるか、(また)無智(むち)(もの)念仏(ねんぶつ)(もう)して往生(おうじょう)すると(いか)()えてあるやらんと(もう)(たま)うこそよに(こと)あたらしく(はべ)れ、雙観経(そうかんぎょう)(とう)浄土(じょうど)(さん)

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