唱法華題目抄 7ページ

邪見(じゃけん)(もの)なり法門(ほうもん)(じゃ)(ほう)なりなんどいゐうとむるなり。

(うえ)(さん)(にん)(なか)(だい)(いち)俗衆(ぞくしゅう)(そしり)よりも(だい)()邪智(じゃち)比丘(びく)(そしり)(なお)しのびがたし(また)(だい)()比丘(びく)よりも第三(だいさん)大衣(だいえ)阿練若(あれんにゃ)(そう)(いた)し、()三人(さんにん)当世(とうせい)権教(ごんきょう)手本(てほん)とする文字(もじ)法師(ほっし)(ならび)(しょ)(きょう)(ろん)言語道断(ごんごどうだん)(もん)(しん)ずる暗禅(あんぜん)法師(ほっし)(ならび)彼等(かれら)(しん)ずる在俗(ざいぞく)(とう)四十余年(よんじゅうよねん)(しょ)(きょう)法華経(ほけきょう)との権実(ごんじつ)文義(もんぎ)(わきま)へざる(ゆえ)に、華厳(けごん)方等(ほうどう)般若(はんにゃ)(とう)心仏衆生(しんぶつしゅじょう)即心是仏(そくしんぜぶつ)即往十方西(そくじゅうじつぽうさい)方等(ほうどう)(もん)法華経(ほけきょう)(しょ)(ほう)実相(じっそう)即往十方西方(そくじゅうじつぽうさいほう)(もん)(ことば)(おな)じきを(もっ)義理(ぎり)のかはれるを()らず(あるい)(しょ)(きょう)言語道断(ごんごどうだん)心行所滅(しんぎょうしょめつ)(もん)()一代(いちだい)聖教(せいきょう)には如来(にょらい)実事(じつじ)をば()べられざりけりなんどの邪念(じゃねん)をおこす、(ゆえ)悪鬼(あっき)()三人(さんにん)(はい)つて末代(まつだい)(しょ)(にん)(そん)国土(こくど)をも(やぶ)るなり(ゆえ)経文(きょうもん)(いわ)く「濁劫(じょくこう)悪世(あくせ)(なか)には(おお)(もろもろ)恐怖(くふ)()らん悪鬼(あっき)()()(はい)つて(われ)罵詈(めり)毀辱(きにく)せん乃至(ないし)(ほとけ)方便(ほうべん)随宜(ずいぎ)所説(しゃせつ)(ほう)()らず」(もん)(もん)(こころ)(じょく)悪世(あくせ)(とき)比丘(びく)()(しん)ずる(ところ)(おしえ)(ほとけ)方便(ほうべん)随宜(ずいぎ)法門(ほうもん)ともしらずして権実(ごんじつ)(わきま)へたる(ひと)出来(しゅったい)すれば(ののし)(やぶ)しなんどすべし、(これ)(ひとえ)悪鬼(あっき)()()りたるをしらずと()うなり、されば末代(まつだい)愚人(ぐにん)(おそ)るべき(こと)刀杖(とうじょう)虎狼(ころう)十悪(じゅうあく)()(ぎゃく)(とう)よりも三衣(さんね)一鉢(いちばつ)(たい)せる暗禅(あんぜん)比丘(びく)(ならび)権経(ごんきょう)比丘(びく)(とうと)しと()実経(じっきょう)(ひと)をにくまん俗侶(ぞくりょ)(とう)なり。

(ゆえ)涅槃(ねはん)(きょう)二十二(にじゅうに)(いわ)く「悪象(あくぞう)(とう)(おい)ては(こころ)恐怖(くふ)する(こと)()かれ悪知識(あくちしき)(おい)ては怖畏(ふい)(こころ)(しょう)ぜよ(なに)(もっ)ての(ゆえ)(これ)悪象(あくぞう)(とう)(ただ)()()(やぶ)りて(こころ)(やぶ)ること(あた)わず悪知識(あくちしき)(ふたつ)(とも)(やぶ)るが(ゆえ)乃至(ないし)悪象(あくぞう)(これ)(ころ)されては(さん)(しゅ)(いた)らず悪友(あくゆう)(これ)(ころ)されては(かなら)三趣(さんしゅ)(いた)らん」(もん)(この)(もん)(こころ)章安(しょうあん)大師(だいし)()べて(いわ)く「(もろもろ)悪象(あくぞう)(とう)(ただ)()悪縁(あくえん)にして(ひと)悪心(あくしん)(しょう)ぜしむる(こと)(あた)わず悪知識(あくちしき)甘談詐媚(かんだんさび)巧言令色(こうげんれいしょく)もて(ひと)()いて(あく)()さしむ(あく)()すを(もっ)ての(ゆえ)(ひと)善心(ぜんしん)(やぶ)(これ)()づけて(さつ)()(すなわ)地獄(じごく)()す」(もん)(もん)(こころ)悪知識(あくちしき)(もう)すは(あま)くかたらひ(いつわ)()(ことば)(たくみ)にして愚癡(ぐち)(ひと)(こころ)()つて善心(ぜんしん)(やぶ)るといふ(こと)なり、(そう)じて涅槃(ねはん)(きょう)(こころ)十悪(じゅうあく)五逆(ごぎゃく)(もの)よりも謗法闡提(ほうぼうせんだい)のものをおそるべしと(いまし)めたり闡提(せんだい)(ひと)(もう)すは法華経(ほけきょう)涅槃(ねはん)(きょう)()いうとむる(もの)と見えたり、当世(とうせい)念仏(ねんぶつ)(しゃ)

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